太陽の家 太陽住居で暮らす

SOLARCHIS
Solar Architect Studio 建築家 井山武司 太陽建築研究所 <ソラキス>
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太陽住居に暮らす

太陽建築とは

taiyou_p2_01.jpg建築と太陽との関係は、今新たに始まろうとしているのではなく、始めからあったものだと私には思われます。

建築は外界から身を守る人間の巣・シェルターとして始まり、このシェルターを快適に保つために、人類は常に、太陽光をはじめとする自然エネルギーを利用する技術を積み重ねてきました。
南向きの斜面に掘った横穴や、草や木の葉を葺いた屋根は、自然のエネルギーをコントロールする人類の建築技術の起源であり、地球上すべての建築は、このような技術の集積体であります。

木で組み立てた家の三方を厚い石や土で囲み、屋根にわらを厚く葺き南側の縁側から入る太陽光を粘土でできたオンドルの床に受けて蓄熱する韓国の民家。
日本の民家は、同じく南側から入った日光を障子が拡散し、畳が反射して、黒く塗った太い木の構造に吸収、蓄熱します。
また逆に東南アジアでは、深い庇で光を遮り、格子状の壁から風を入れ、壁や床を冷却し、高い屋根が熱い空気を吸い上げ外に放出します。


私たちが現在進めている仕事も、自然の力、いわゆる環境エネルギーを巧みに生活環境に利用してきた人類の知恵、遺産をもう一度見直すことから、大きなヒントを得ています。

そして建築を、石油やガス、原子力などの資源エネルギーを浪費する人工的環境から、人類がその長い時間を過ごしてきた、より自然な環境に戻すことが、現在必要なことであると私は思います。

太陽建築の特長

taiyou_p2_02.jpg 高気密・高断熱に加えてコンクリートの構造体によって高熱容量にし、蓄熱蓄冷を行なう。
● 建物を身体のように造り、自然エネルギーを蓄える。
骨格・筋肉 - 皮下脂肪 - 皮膚
構造体 - 断熱材 - 外壁
● 自然暖房と自然冷房が季節によって自然に切り替わり、日中は自然採光される。
● 建築自体が既に自然のシステムに従っていて、建物も人も健康的で不老長寿命!
● これに太陽熱給湯と太陽光発電を加えれは、メンテナンスフリー、光熱費も日本海側で最小限の補助暖房だけでよく、太平洋側では限りなく0に近づきます。


sys1a.gifsys1.jpg【冬至】   sys2a.gifsys2.jpg【夏至】

太陽住居に暮らす

建築、特に住宅建築に必要なエネルギーは、暖房、冷房、採光、給湯、電力、調理等に要するエネルギーですが、これらはほとんど太陽が、直接住宅に供給することができます。

まず、コントロールされた自然採光、住まいの構造体を太陽光によって直接暖める直接取得太陽熱自然暖房、構造体を通風換気によって冷やす躯体蓄冷自然冷房、この3つを、住まいのデザイン - 例えば屋根勾配を住居の建つ地方の経度と同じにして太陽光を最大に受け取る - と、素材と建築資材の選択によって、獲得することが基本です。これに加えて、太陽熱温水器による給湯、太陽電池による発電をし、太陽熱によって得た熱湯を太陽電池による電力で加熱して出来るスチームで、主に調理を行えば、生活に必要なほとんどのエネルギーを太陽光から得ることが出来ます。雨水利用、高度汚水処理、浄化水地表散布、コンポストなどの処理装置を加えて、自給自足の住まい-オートノマスハウスも可能になります。


p3_shizen_danbou.jpg〇自然暖房
熱容量の大きな構造体を外断熱し
南側の大窓や天窓から冬の日差しを室内に導き入れて構造体に蓄熱し
自然暖房します
日本海側では躯体蓄熱電気床暖房と焼却炉兼用のストーブ等で
最小限の補助暖房をします
太平洋側では補助暖房は不要になります

p3_shizen_reibou.jpg〇自然冷房
夏の直射日光を遮り
通風換気によって躯体を蓄冷し
自然冷房します
天井扇等の補助で十分で
エアコンは基本的に必要ありません

p3_shizen_saikou.jpg〇自然採光
南側の大窓や天窓から
太陽光をコントロールして取り入れ自然採光します
日中の人工照明は必要ありません

p3_taiyou_kyuutouu.jpg〇太陽光発電
太陽電池によって最大5kwの発電をします
余剰電力は逆潮流によって電力会社とのやり取りをします

〇太陽熱給湯
高能率の太陽熱温水器で給湯をし電気温水器補助します
常時60度以上の給湯が可能になるためボイラーは必要なくなります