太陽住居に暮らす
建築、特に住宅建築に必要なエネルギーは、暖房、冷房、採光、給湯、電力、調理等に要するエネルギーですが、これらはほとんど太陽が、直接住宅に供給することができます。
まず、コントロールされた自然採光、住まいの構造体を太陽光によって直接暖める直接取得太陽熱自然暖房、構造体を通風換気によって冷やす躯体蓄冷自然冷房、この3つを、住まいのデザイン - 例えば屋根勾配を住居の建つ地方の経度と同じにして太陽光を最大に受け取る - と、素材と建築資材の選択によって、獲得することが基本です。これに加えて、太陽熱温水器による給湯、太陽電池による発電をし、太陽熱によって得た熱湯を太陽電池による電力で加熱して出来るスチームで、主に調理を行えば、生活に必要なほとんどのエネルギーを太陽光から得ることが出来ます。雨水利用、高度汚水処理、浄化水地表散布、コンポストなどの処理装置を加えて、自給自足の住まい-オートノマスハウスも可能になります。
〇自然暖房
熱容量の大きな構造体を外断熱し、南側の大窓や天窓から冬の日差しを室内に導き入れて構造体に蓄熱し、自然暖房します。日本海側では躯体蓄熱電気床暖房、焼却炉兼用のストーブ等で最小限の補助暖房をします。太平洋側では補助暖房は不要になります。
〇自然冷房
夏の直射日光を遮り、通風換気によって躯体を蓄冷し、自然冷房します。天井扇等の補助で十分で、エアコンは基本的に必要ありません。
〇自然採光
南側の大窓や天窓から、太陽光をコントロールして取り入れ、自然採光します。日中の人工照明は必要ありません。
〇太陽光発電
太陽電池によって最大5kwの発電をします。余剰電力は、逆潮流によって電力会社とのやり取りをします。
〇太陽熱給湯
高能率の太陽熱温水器で給湯をし、電気温水器補助します。常時60度以上の給湯が可能になるため、ボイラーは必要なくなります。

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